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生物の勉強法 第1話 「必要なものを暗記する」

お~い、なっぴ~。

ほ~い。

今日は生物の勉強法「必要なものを暗記する」をお話しよう。

じゃ、がんばってくださ~い。

逃げない~!!

今日はガンプラの新作の発売日なんですよ~

それじゃあウェブサイトの出演はなかったことに・・・

そ、それじゃあ聞きます。

泣くほどうれしいなんて、話し甲斐があるなあ。
さて、今回は暗記についてなんだけれど、いったい何を暗記すればいいんだろう? それはあたりまえなんだけれど「必要なもの」を暗記するんだ。

必要なもの? 教科書の太字になっているところを覚えればいいんでしょう?

そう。教科書の太字になっているところも「必要なもの」。だけどそれじゃあ足りないんだ。では何がどう足りないのか? 次の問題を解いてみよう。

ほ~、知識問題ですね~。知っていれば解けるし、知らないと解けない。

そう。答えは②だ。
さて、ここで大事なのは、問題集でこの問題と出あって解けなかったときだ。解答を見ると②と書いてある。ではそのあとどうする? 

「ゾウリムは150μm」を暗記する?

いいや、それは「必要なもの」ではないんだ。実は大堀は「ゾウリムシは150μm」なんていちいち暗記していなかった。でも、この問題は解けた。なぜなら「必要なもの」を暗記していたからだ。

「ゾウリムシは150μm」って知らないのに解けたんですか?

そう。必要なものが暗記できていれば解ける。さて、この場合の「必要なもの」は、まずは「μm」という単位だ。1μmをmmに直すといくつ?

ええ~っと、1μmは…1000分の1mm?

その通り。
そしてもう1つ。ゾウリムシは眼で見えるの? 見えないの?

えっ? えっ? ゾウリムシが肉眼で見えるかって? ええ~っと、ゾウリムシって小さいんですよねえ。だから見えない? いや、もしかして見えるのかなあ?

「見える」と「見えない」の中間、つまり「かろうじて見える」だ。
つまり、この問題は①~④のうちから「かろうじて見える大きさ」を選べばいいんだ。①の1500μmは1.5mm。これは肉眼で見えるね。でも③の15μmは0.015mmで、これは肉眼では見えないね。というわけで肉眼でかろうじて見えるのは②150μm=0.15mmだ。

なるほど。この問題を解くのに「必要なもの」は…
1.1μm=1000mm
2.ゾウリムシはかろうじて肉眼で見える。
ということですね。

 というわけで「生物の勉強法 第1話 「必要なものを覚える」」でした。大堀の参考書「大堀先生 高校生物をわかりやすく教えてください!(上下巻)」(学研)には、この「必要なもの」がふんだんに書いてあります。旧課程用ですが、新課程でも十分に使えます。そして代ゼミの大堀の講義では、やはりこの「必要なもの」をバンバン教えていきます。受講するぞ~という学生さんたち、楽しみにしていてくださいね

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代々木ゼミナール生物講師。

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