1.代ゼミ入学期編
- ① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?
また生物や他の科目は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択だったので生物は
然勉強ていなかった」なんて場合もあるでしょう。そのような場合は、そうした経緯を書いてください。 -
生物は「暗記して覚えていくだけ」と思っていました。現役の時はただただ機械のように暗記させられ、大変だった上、当時は記述対策(二次試験の勉強)もほとんどやっていなかったので、自分で表現して覚えていくことも全くできていませんでした。したがって、浪人が始まった当初は、知識がスカスカで、きちっと定着していない状態でした。現役の時の勉強法は、ちょっと無謀なやり方だったなあ思いました。
「機械的暗記」という作業も必要。だけどそれだけでは、生物の成績は偏差値50台止まりなわけです。
- ② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?
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リードα(数研出版)を始めとした様々な問題集をひたすら解いていました。また、授業中に出てきた新生物用語を、クイズを出し合ったりして覚えるクラスメイトもいました。あとは教科書の内容を、ノートにまとめている人もいたりなど、クラスメイトが、各々様々な形で学習に励んでいた気がします。
問題集を解くのも、教科書の内容をまとめるのも必要な作業です。でも、やはりそれだけじゃあダメなんですよね。
- ③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?
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現役の時からずっと、新潟大学医学部医学科一本でした。新潟の、医師がほとんどいないところで地域医療に従事するのが将来の夢だったので、他の大学は一切考えていませんでした。
とっても優しいあなたらしいね。あなたみたいな人こそ医者になってほしいです。
- ④ なぜ代ゼミを選んだのですか?
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代ゼミは、地元新潟にある有力な予備校でること。そして、学習に専念できる環境が整っているのはもちろん、対面形式の授業で緊張感を持って授業を受けられるからです。参考書を執筆されている有名な講師の方々に質問をすぐにできるというのも、代ゼミを選択した大きなポイントです。
そうそう。代ゼミって、参考書を書いている先生がたくさんいるんだよね。出版社は、売れない本は出したくないので力のある先生にしか書かせてくれないんですよ。つまり、そんな「力のある」講師に、直に質問できるのが代ゼミなのです。
- ⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?
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生物の授業を受講する際、2人の先生が担当されていました。そでこ、医学科コース担当の職員の方に相談したところ、「大堀先生の講義は、かなり踏み込んだ内容まで教えてくれるよ」というアドバイスを頂きました(その時の担当職員は、大堀先生の講義のほうが、ハイレベルな授業を担当されているという言い方をされていました)。そこで、医学科を目指しているのなら、それ相応のレベルのものを絶対受講しようと思ったからです。
大堀は「ハイレベル生物」を担当しているのですが、そこでの講義は「知識と知識をつなげて、新しい知識を自分の頭の中で生み出す力」の練成を念頭に置いています。このような頭の使い方は、医学部はもちろん、理系なら必ず必要な能力です。大学に行ってからも絶対に役立ちますよ。
- ⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?
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まず、生物の内容を熱く、分かりやすく伝えてくれる先生だと思いました。講義中には、多くの生徒(特に最前列に座っている生徒)に問題を出し、答えさせるなど、程よい緊張感を持たせる講義を展開されていて、「受講してよかったー!」と思いました。生徒と講師の距離が、良い意味で一番短いなと思いました。あとは扇子を指示棒として使用しているのには最初驚きましたが、後になってその扇子の色が講義中に良いサインになり、自然と扇子で指している重要部分に目がいくようになりました。
熱いでしょう? だから講義が終わると、実は結構へとへになっているのです。
対面授業の醍醐味は、やはりその緊張感です。眠くならいない、かつよくわかり、しかも面白い…そういう講義を目指しているのです。
ちなみに、「勉強」の「勉」には「無理やりやる」という意味があり、「強」には「強いる」という意味があります。だから「自分から勉強をやろう」って、ある意味おかしいわけ。「勉強」には、外からの強制力が必要なのです。
- ⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)
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元々大好きであり、得意だった英語と数学に関してはもっとハイレベルな問題(旧帝国大学レベル、難関私大レベルなどの問題)にトライするようにしました。私の入試形式では、理科の配点がものすごく高かったので、生物にも標準レベルの問題演習・用語を自分の口で説明できるようにする練習に時間を割きました。これが一浪目の勉強です。二浪目はそれに加えて、問題演習のテキストを最低でも三回は繰り返してやり、論述を、解答ごと覚える訓練もしました。
論述の能力をあげる方法は、「生命現象を正しく理解すること」「表現法を覚えること」の2つのです。解答を覚えるのは2つ目の方法に相当しますね。いいやり方です。
2.1学期編
- ① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?
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生徒に当てて考えさせる講義を展開されているという印象は変わりませんでした。時々生物の細かな話を雑談のような形式で語って頂けたので、これがさらに自分を生物好きにしたきっかけになったと思います。
いろいろな生物の雑談をしましたねえ。「ニワトリの卵の構造」「ビタミンCが肌にいいのはどうしてか?」「トロリーバス」「映画マトリックス」「納豆はどうしておいしの?」「ニョロモのお腹の模様はなに?」などなど、これらはどれも「生物学的思考力をつけるためのもの」なのです。
- ② この時期はどのように生物を勉強していましたか?
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最初とほぼ変わりなく、標準レベルの問題演習に時間を費やしていました。それは、この時期では、一浪目も二浪目も変わっていません。焦ってレベルを上の方にあげすぎず、落ち着いて基礎を身につけようとしていました。二浪目のときには、講義の録音を徹底的に聴いて、ノートにしていったりと、少しずつ自分なりに工夫をしていた気がします。もちろん一浪目と比較すると、難しい問題にトライできるようになりました。
いいですね。基礎を身に着けるという態度。ところで、基礎とは「簡単」という意味ではなく、「土台」「本質」のこと。これなくして、成績アップはありえません。
そうそう、録音していましたよね。どう使っているのかなあと思っていましたが、なるほど、そういうふうに使っていたんですねえ。
- ③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績などはどうでしたか?
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一浪目の偏差値は、60前半でした。二浪目では偏差値が何と70後半になりました。一浪に目に大堀先生から教えていただき、少しつずつ定着してきた知識が、二浪目のときの成績の底上げにつながったのだと思いました。
来ました~、70代後半♪ それは、一浪目で「スカスカの知識を克服」し、二浪目で「一浪目で得た知識をつないで、新しい知識を生み出せるようになった(=ひらめき力がついた)」から。いい調子です。頑張れ。
3.夏期編
- ① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのように活用しましたか?
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『大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)』『大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)』を受講しました。大堀先生オリジナルの講座をとったのは次の理由によります。まず、大堀先生は、入試問題の傾向を熟知されており、基礎力を大事にされている講師だということ。そして、一浪目も二浪目も、進化、生態系の分野が自分の天敵だったこともあったからです。一浪目は、講習をむやみに取りすぎ(16講座くらい)、キャパオーバー状態になり、何をすればいいかわからなくなってしまいました。夏期の復習が手付かず状態になりました。二浪目は、講習を厳選し、時間を復習にしっかり費やしました。それこそ、録音を徹底的に聴いて、知識の肉付けを行いました。
うなんだよね~。夏期講習会はどの講座も役に立ちます。ところが、自分の容量をオーバーしてしまうと、台無しに・・・(^。^;)。理想を言えば、1週で2コマまででしょうか。少な目にして、そのかわり、予習・復習をしっかりやる。どんなに多くても、1週で3コマまででしょうかね。もちろん、これらに加えて、ルーティーンの学習もするわけですから。
- ② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?
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一学期の復習は、一浪目では標準レベルの問題演習を、覚えるくらいまで徹底的にやりました。二浪目では、それよりもはるかにレベルが高い発展の問題にトライし、一学期の復習や二学期の予習を同時並行でやっていました。
そう。夏の間に1学期の復習・2学期の予習を済ませてしまいましょう。
- ③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績などはどうでしたか?
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一浪目のときには、各科目全体で60ギリギリ。二浪目の時には、65を超えましたが、このとき生物はケアレスミスをかなり犯していたため、8割を下回ってしまいました。ケアレスミスをなくすための対策をこの模試をキッカケに始めていました。
模試は、その時点での自分の力を知り、そして欠点を発見して、その穴埋めをするためのもの。そして、集中力を養うのにも使えますよね。
4.2学期編
- ① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?
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一浪目は、夏期講習会の復習ができていなかったので、ほとんど効果が現われませんでした。二浪目はきっちり復習をした状態で授業に臨んだので、「夏にやったよな!」と、大堀先生があてたものにもきっちり答えられました。この時に思ったのが、「講習は考えてとろう!」ということでした(笑)。
また、夏期講習時に、大堀先生が特定の分野に焦点を絞って講義をやられたので、夏期講習の復習後、分野関連問題が解けるかどうか、もともと自分がやっていた問題集で検証したところ、正答率が大幅に上昇し、得意分野になっていました。
やはり、講習会のとり過ぎは禁物。予習・復習をしっかりやれば効果てきめんだ。
- ② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?
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両方を夏に8割がた固めることが目的だったので、結構大変ではありましたが、楽しく勉強ができました! 「あぁ、生物って、こんな仕組みになっているんだな」って思いました。やっていくうちに、その思いはどんどん深くなっていくばかりでした。
生物が楽しくなってきたのは、知識が身につき、それらを自分でつなぐことができるようになってきた証拠です。いい調子ですね。
- ③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?
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とにかく録音を徹底的に聴いていましたし、聴きながら問題演習をしていました。また、演習時に分からないことがあった時には、録音を聴き直すなどしていました。また、テキスト付属の問題(主に記述)にもう一度アタックしたり、関連問題を、自分が自学に使っている問題集で探しては解き、探しては解きを繰り返したりしていました。
う~ん、たしかに講習会も録音していたよね。録音を使いこなしているなあ。
- ④ 共通テスト対策はいつ頃始めましたか? どのようなことをしましたか?
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8月中旬くらいから始めていました。本番までに、追試も含めて10回分くらいはやり、間違えたところはノートにまとめ、どこで自分は勘違いしたのかを資料集などの文献を見ながら辿っていました。また、ケアレスミスをしやすい自分の場合は、その対策も忘れずにやりました。
センター試験重視、センター試験で合否が決まる大学を受験する場合は、8月から始めても早くはありません。センターでこけると、もう終わりですからね。
☆「センター試験」は現在の「共通テスト」にあたります。
- ⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績などはどうでしか? また、このころ感じた不安な
どはありましたか? -
二浪目の話になります。理系科目に大きなジャンプアップが見られました。生物は9割に上昇し、理系科目の合計が400点中370点くらいでした。英語も190点以上を安定して出せるようになっていきました。ところが、現役の時からずっとネックだった国語は、この時期から下がり始めていました 。また、本番前の模試では、合計点が今年最低クラスの点数で、本番前になってかなり不安が増しました。
本番前に最低点が出たのは、神様が「油断しないように」と、そうしたのかもしれませんね。国語以外はいいちょうしじゃないかなあ。
5.冬期編
- ① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めま
したか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのように活用しましたか? -
『大堀求の生物(センター試験:実験考察対策)』です。考察が苦手な僕は、これをとることにより、本番で成功できると思ったからです。二浪目のとき、その講座の受講は9月くらいから考えていました。 大堀先生が非常に熱意を持った先生でいらっしゃったので、先生のエネルギーを存分に頂こうというのも理由の一つになります。
『大堀求の生物(センター試験:実験考察対策)』は、問題形式こそセンター試験ですが、国公立二次・私大の実験考察問題対策にも使えるのです。
ちなみに、元気な人のそばにいると、元気をもらえるんだよね~。 - ② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?
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センターオンリーにしました。センターを実際に解いて、今までの自分の勉強の成果が出ているかどうか、確かめてみました。また、パックの問題を解いたりし、本番前まで演習を怠らずにやっていました。怠ったら、形式への慣れがなくなるからです。この演習は、一学期から二学期までのすべての自分の学習の集大成だと思ってやりました。また間違えたらやり直す、自分の問題集から関連問題を探すなどして、最後まで調整は怠りませんでした。
そうそう。前記したとおり、センター試験でこけたらおしまいだ。頑張れ~!
- ③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績などはどうでしたか?
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本番前まで模試が下がっていき、このままでは三浪目に入ってしまうのではないかと、不安になっていました。
この時期、浪人生は偏差値が下がりやすいのです。それは、成績が下がったのではなく、他の学生(特に現役生)が伸びてくるからです。
- ④ センター試験(現在の共通テスト)の対策はどうしていましたか?
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②と同様に、今までの復習がまさにセンターの過去問でした。今までやったことがどれだけ定着しているか、いわゆる自分で自分に課した試練でした。点数が取れる分野と取れない分野が、このときもはっきり分かれていました。
この時期にセンター試験の過去問をやって解けないとへこみますよね。それでも逃げてはいけないのです。頑張れ。
6.直前期編
- ① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?
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センター試験が終わってからは、私大の過去問を集中的に解いていました。センター試験が終わってからだったので、最大で4年分くらいまでしかできませんでした。それでも、過去問の関連問題を、自分が今まで解いていた問題集で解いたりするなど、少ない年数でどれだけ勉強の質を上げられるかを考えながら勉強していました。
そうです。第一志望が国公立だと、私大の過去問などがおろそかになってしまいます。だから「質」が重要になってきます。上手くやっていると思いますよ。
- ② 何大学の何学部を受験しましたか?
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自治医科大学(医学部・医学科)、聖マリアンナ医科大学(医学部・医学科)、そして、新潟大学(医学部・医学科)の地域推薦枠を受けました。その結果、その推薦に合格し、新潟大学医学部の学生の1人になれました。
よっしゃ~(^o^)♪
- ③ 受験の前日・当日にやったことは?
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とにかく、睡眠が足らないと本番で頭が回りません。そこで、直前は7~8時間くらい寝ました。また、新しい問題とかにはチャレンジしませんでした。それをすると、かえって不安が募るばかりです。また、今までやってきた自分を信じることで、本番への緊張は軽減できました。あとは、自分が信じて使ってきた代ゼミのテキスト等を、本番に持参しました。これだけでも味方がいる気がして、ホッとしました。先生からもらった応援メッセージなども持っていき、モチベーションを上昇させていました。そのメッセージの中には、ナッピー(大堀先生のオリジナルキャラクター)の絵が添えられており、和みにもなる上、本番諦めないぞ!って思うようになりました。
そうなんです。睡眠は重要。本番前は、最低でも6時間は寝たいところ。それと、前日・当日は、新しいことをやっても仕方ないです。それにしても、これまでの自分の努力を振り返ることで、不安が経験できたのは、それまでそういう努力を積んできたからこそだよ。あなたは本当に頑張っていたよね。
ナッピーは君たちの味方です(>。<)♪
7.その他
- ① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?
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新潟大学医学部医学科を志望し始めたのが、高校二年生の時です。地元の大学で病院実習を体験させていただいたことがあり、それを機に志望校をそこにしました。医学部に入りたいという願望は、中学三年生の時からありました。
二浪してもブレなかったあなたの気持ちは、ここからスタートしたんだねえ。
- ② 生物以外の科目の成績について教えてください。
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周りの雰囲気(ピリついている、みんなが暗い顔になっているなど)に流されて、思うように勉強出来ず、辛かったです。人間関係での問題です。まわりの人たちから、初期の頃に聞こえた挨拶もあまり聞かなくなったりと、周りのムードの暗さから、「逃げ出したい!」と思うことも何度かありました。しかし、同じ医学部を受験する、または医学部じゃなくても東大などのレベルが高い大学を目指す人たちと一緒に話し合ったり、講師や家族の人に支えてもらったりしたおかげで、何とかめげずにやりきることができました。
類は友を呼ぶ。暗い人のところには暗い人ばかりが、ネガティブな人のところにはネガティブな人ばかりが集まってきます。そういうのを感じたら、とにかく早く逃げましょう。ロクなことはありません。これは、社会人になってからも、いや、社会人になってからの方がそうです。まわりを見渡してみましょう。明るい人、希望を語り合える人がいるはずです。そういう人のところへ行きましょう。
- ③ スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?
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音楽を聞いたり、カラオケに行ったりしていました。カラオケは、模試で目標の点数を超えた時に行くことを決めていました。一回のカラオケにつき、およそ2~3時間くらいでしたが、それでも3~4ヶ月に一回くらいのペースだったので、自分にはちょうどいい息抜きになりました。
息抜きは必要です。カラオケでもいいし、友達と話すのでもいいし。大堀は筋トレでしたけど。
8.最後に・・・
- ① 大堀の講義は大学でも役立っていますか?
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役立っています! 大堀先生から教わった生物の知識は、大学の授業でかなりの回数出てきました。大学にも生物の授業があり、大堀先生に習ったことのおさらいのような感じです。さらに、習ったことを、実験の授業で実際に体験することができるので、一層知識が肉付けされて楽しいです。
いや~、大堀の講義が役に立ったようで、よかったよかった(^o^)。
- ② 後輩たちにメッセージなど。
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そもそも、志望大学に合格できなかった時、別の併願で受かった大学に行くか、浪人をしてもう一度大学受験をするか、それは個々人の自由です。正解も間違いもありません。しかし、浪人をして志望大学に合格したいというのなら、浪人を恥ずかしがらず、死に物狂いでやること。諦めてしまった瞬間に志望大学への門は閉ざされます。だから、浪人している間は、人間らしい日常の生活が送れなくなる可能性が大いにある。いや、ほぼ100パーセントそうなってしまうであろう。それでもやること。やれば志望大学への道は開かれ、やがて自分が理想としていた、大学生活という、最も人間らしい日常の生活が送れるようになる。そして、その浪人した時の経験こそが、今後の人生においてバイブルになり、財産にもなる。ベストを尽くせ。
そうなんだよね。死に物狂いでやる。人生にはそうしなければならないときがある。そういうときは、もうまわりの目なんか気にしない。避けられてもいい。嫌われてもいい。笑われてもいい。とにかく目標達成のために突き進む。そういうときがあっていい・・・と、大堀は思うのです。
本当によく頑張ったね。合格おめでとう。立派なお医者になってください。