
・・・



なぜ逃げる?



だって、またいきなり「問題」ってくるんでしょう?



その通りだ。では次の問題を解いてみよう。





ほ~ら、やっぱり~。



さて、わかるかな?



これ嫌いなんですよね~。



嫌いだからといって逃げても、けっきょく最後には追いつかれる。それが受験勉強だ。
さて、答えは②なんだけれど、血球は赤血球だけじゃないよね。次の表を見てみよう。





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だから逃げるな~っていうの。



だってこんなの覚えたくないです~



全部を細かく覚える必要はないんだ。
まずは「もっとも重要な血球」の数値は暗記するしかない。



じゃあお頭、どの血球がもっとも重要なんですかい?



また悪そうなやつになっているな…
こう考えればいい。例えばいま体中の白血球がなくなるとどうなる?



病原体が入りこんでも退治できないから病気になってしまいますねえ。



だよね。ということは、病原体が入りこんでくるまでは生きていられる。
ではいま体中から血小板がなくなるとどうなる?



血管が破れたとき、穴がふさがらなくなりますね。



そうだね。ということは、血管が破けるまでは生きていられるね。
ところが赤血球の場合はそうはいかない。いま体中から赤血球がなくなると即死してしまう。それは体中の細胞に酸素がいきわたらなくなるからだ。



なるほど、ということは赤血球がもっとも重要ですね。



その通り。だから赤血球の直径・数・寿命は細かく覚えなければならない。



・・・



逃げない~!!
細かく覚えるといっても直径は7か8の好きな方で覚えればいい。それから個数は男性・女性に分けなくてもいいし、数値も切りよく「500万」で、「女性の方が少なめ」と頭に入れておけばいい。なぜなら400万~550万なんて、そこまで細かく問われることはないからだ。さらには寿命も切りよく「100日」でいい。



じゃあ「7μm・500万個・100日」でいいんですね。これなら覚えられそう。



後の血球は「赤血球と比べてどうなのか?」という視点で覚えるんだ。白血球の直径は「6~24」と覚えるのではなく、赤血球と比べてどうなのか?という視点で覚えるんだよ。つまり「赤血球の1~3倍」と覚えておけばいい。そして赤血球の数は「100万の単位」だけれど、白血球は「1000の単位」と頭に入れておけば十分だ。



そうか。ということは血小板の大きさは「赤血球の半分以下」、数は「十万の単位」、寿命は「10日」と覚えておけばいい?



そうそう。何でもかんでも暗記するのではなく、こんなふうに
細かく覚えるのはもっとも重要なものだけ。あとはそれと比べてどうなのかという視点で暗記していくんだよ。
というわけで「生物の勉強法 第4話 「重要なものは細かく暗記・他はそれと比べて暗記」でした。大堀の参考書「大堀先生 高校生物をわかりやすく教えてください!(上下巻)」(学研)には、この暗記法が他にも書いてあります。旧課程用ですが、新課程でも十分に使えます。そして代ゼミの大堀の講義では、やはりこの暗記法をバンバン教えていきます。受講するぞ~という学生さんたち、楽しみにしていてくださいね♪