
お~い、なっぴ~。



ほ~い。



今回は鉄筋コンクリートの話しだ。



じゃ、そういうことで。



帰らない~!!



鉄筋コンクリートなんて、生物と関係あるんですか~?



それが大ありなんだ。
まずは鉄筋コンクリートというのは…



鉄筋とコンクリートですよね。



そうなんだけと、まずは作り方から見てみよう。





おお、「鉄筋」がにょきにょき。



そう。この「鉄筋の林」の周りを板で囲うんだ。



おっ、コンクリートミキサー車。





そう。緑色のがコンクリートミキサー車。この車で生コンを運んできて、左側のコンクリートポンプ車に受け渡す。





ほ~、コンクリートポンプ車から長いホースのようなものが伸びていますね。



そう。これでさっき板で囲ったところに生コンを流し込むんだ。ちなみに生コンは下のようなタワマンのてっぺんまで送ることもできるんだ。





で、この鉄筋コンクリートと生物がどんな関係にあるんですか?



鉄筋はその名のとおり「鉄の筋」だ。鉄は引っ張る力にとても強い。
ところが弱点もある。



じゃ、弱点?



そう。押す力・曲げる力には弱いんだ。
一方コンクリートは…



コンクリートって硬いですよね。



そう、硬い。押す力・曲げる力にとても強いんだ。ところが…



やっぱり弱点がある?



そうなんだ。引っ張る力に弱い。引っ張られるパキッと割れてしまう。



そうか、だから鉄筋とコンクリートを合わせると…



そうだ。鉄の「引っ張りに対する強さ」と、コンクリートの「押し・曲げに対する強さ」が合わさってとても強固な構造体となる。





で、これと同じ構造を持っているのが「木」だ。



木? 確かに丈夫ですけど。



まず、細胞膜はふにゃふにゃだね。で、その周りの細胞壁はセルロースという繊維でできている。でもこれだけでは引っ張りには強いけれど、押し・曲げには弱い。



お~、鉄筋みたいですね。



ところが「木」の場合、このセルロースの周りにリグニンという物質が沈着している。リグニンはまるでコンクリートのように硬い。でも引張には弱い。



なるほど、鉄筋コンクリートのように、セルロースとリグニンの互いによい所が合わさったもの、それが「木」なんですね。





その通り。このように、セルロース繊維の周りにリグニンが沈着することを「木化」というんだ。この現象は維管束にもみられる。つまり、維管束が丈夫な構造となって植物体の柱となっているんだ。
というわけで「コラム「鉄筋コンクリートと木化」」でした。大堀の講義ではこういう話をこれからもバンバンしていきます。楽しみにしていてくださいね。










