こんにちは。今回は、夏期講習会講座「太堀求の生物(進化・系統分類)」はどんな講座かを説明します。
さて、次の表、皆さん知っていますよね。生物基礎でならった自律神経の作用ですよね。
問1 交感神経は「体を活発にする神経」なのに、どうして発汗を促進するのでしょうか?
この表、みなさんは暗記しましたよね。そのとき「どうして?」って思いませんでしたか? 交感神経は体を戦闘状態にする神経です。これから体を「獲物を捕らえる状態にする」「天敵から逃れる状態にする」のです。だから心臓の拍動は促進・呼吸も促進。さらに体を温めるために血糖濃度も上昇します。でも、汗って体を冷やすためのものですよねえ? これから戦わなくてはならないときに体を冷やすってどういうことでしょう? 実はこれ、人類の進化と関係しているんです。人類は猿人・原人・旧人・新人という順に出現してきたのですが、猿人と原人の間で何かが起こったのです。「大堀の正しく理解する生物<進化・系統分類>」では、覚えるべきことを示すだけでなく、このような「どうして?」に答えていく講座です。
問2 ヒトの目は「解像度」という点では大変優れている。ところがある点では他の動物に比べて劣っている。では何がどのように劣っているのか。理由とともに説明せよ。
ヒトの眼は細かいところまではっきりと見ることができます。これを「解像度が高い」といいます。ところが哺乳類は「色覚」に関しては魚類・両生類・爬虫類・鳥類に比べると劣っています。これらの動物は近紫外光・青色光・緑色光・赤色光を受容できる(「4色型色覚」といいます)のですが、哺乳類は青色光・赤色光しか受容できません(「2色型色覚」といいます)。どうしてでしょう? 原始的なサルもそうです。しかし、ヒトを含めた進化したサルは青色光・緑色光・赤色光を受容できます(「3色型色覚」といいます)。これは進化してくる過程でそうなったのですが、いつごろ、どういう理由でそのように変化していったのでしょう? 「大堀の正しく理解する生物<進化・系統分類>」では、覚えるべきことを示すだけでなく、このような「どうして?」に答えていく講座です。楽しみにしていてくださいね。
●『大堀求の生物(神経系・生体防御・個体群・生態系)』の講義範囲(全4コマ)
第1章 神経系
第2章 生体防御
第3章 個体群
第4章 生態系の構造
●『大堀求の生物(進化・系統分類)』の講義範囲(全4コマ)
第1章 生命の起源と生物の進化・人類の進化
第2章 進化の仕組み
第3章 系統分類
●講義の内容
生命現象を「正しく理解」してもらうべく解説をおこない、そのあとで代表的な
例題を演習します。
●対象とする学生さん・レベル
受験に「生物」を使う学生さん。「生物」が苦手だ、または「生物」を初めて習う
という学生さん。代ゼミ以外の学生さんも大歓迎♪
なお、代ゼミのパンフレットでは「標準~ハイレベル」という表示になっていますが、
「基本から教える」講座です。
●対面講義の日程 :『大堀の正しく理解する生物(神経・免疫・個体群・生態)』
新潟校
・映像講義のみの設定です。好きな日程・好きな時間で受講できます。
名古屋校
・8月5日(月)~8月08日(木) 90分×4コマ
・3コマ目(13時30分~15時00分)
本部校
・8月12日(月)~8月15日(木) 90分×4コマ
・5コマ目(17時30分~19時00分)
●対面講義の日程:『大堀の正しく理解する生物(進化・系統分類)』
新潟校
・7月29日(月)~7月30日(火) 90分×4コマ
・5・6コマ目(17時30分~21時00分)
名古屋校
・8月5日(月)~8月08日(木) 90分×4コマ
・5コマ目(17時30分~19時00分)
本部校
・8月12日(月)~8月15日(木) 90分×4コマ
・4コマ目(15時30分~17時00分)
☆ 大堀求の講座は、大堀求が出講していない校舎でも、サテライン放映によって
代ゼミのすべての校舎で受講可能です。
☆ 大堀求の講座はすべて収録されますので、代ゼミ各校舎(=フレックス)・
サテライン予備校等で好きな日程・時間で受講することが可能です。
☆ これまで代ゼミに通っていなかった学生、他の塾・予備校に通っている学生さん、
それから現役生も大歓迎です。ふるって参加してくださいねヽ(^。^)ノ
☆ 受講申し込みなどは代ゼミのHPをご覧ください。